最新技術記事「新型光安定剤によるサーモクロミック塗料の耐久性向上の研究」公開


18 Mar, 2020

作者 : 謝杰修, 李佩芸, 楊永吉, 王敏莉, 呂忠韓, 賴尹婷, 黃耀興博士

永光化学特化事業部は”Asia Pacific Coatings Journal (APCJ)” 2020年2月号に、最新の技術記事「新型光安定剤によるサーモクロミック塗料の耐久性向上の研究」を掲載されました。

 

サーモクロミックインクは高い付加価値を付与することができスマート素材です。

サーモクロミック塗料(Thermochromic coating)は温度に反応して様々な色に変化するができることから、製品ラベル、医療、テキスタイル、チケットで多く使用されます。ほかに温度を示すことによって、偽造防止の機能を持たせることも可能です。サーモクロミックインクは変色するサーモクロミック物質をマイクロカプセル化したもので、温度が変化すると、着色インクが放出され変色します。現在、最も人気のあるタイプは可逆性のインキで、特定の温度帯で変色をくり返し、再利用できるスマートな素材です。

 

しかし、室外の日射を浴びるまたは室内の強い光にさらされると、分子が紫外線を受けることによって光損傷しやすい、インク自体が退色したり、色が変えられないなどの問題を引き起こし、これにより、温度設定、偽造防止またほかの機能が損なわれます。サーモクロミックインクの用途及び使用上の制限されます。

 

永光化学はサーモクロミックインク用の耐候性ソリューションを発表

永光化学は、さまざまなポリマー材料の耐候性ソリューションの開発に20年以上取り組んでおり、インク業界では、多くの有名企業が長期耐候性インク製品の開発を支援しています。塗料業界の専門誌であるアジア・パシフィック・コーティング・ジャーナル《Asia Pacific Coatings Journal, APCJ》で、永光化学技術チームは最新の技術記事「新型光安定剤によるサーモクロミック塗料の耐久性向上の研究」を発表しました。(The Study of Enhancing Durability of Thermochromic Coatings by Novel Light Stabilizers):サーモクロミックインクの一連の実験を設計し、加速試験を使用して、サーモクロミックインクの耐候性に対する光安定剤と膜厚の影響を調査しました。紫外線吸収剤と光安定剤の組み合わせは、サーモクロミックコーティングの耐候性を効果的に改善し、変色を防ぎ、高温処理後に変色する能力を維持できます。

 

記事内容をもっと見る方は、下記《Asia Pacific Coatings Journal, APCJ》二月刊リンクにアクセスしてください。

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