なんと! 傷が自然に回復するなんて!素晴らしい!斬新な自己修復樹脂専用の光安定剤


27 Jun, 2022

作者 : 永光化學特化事業處

エバーライトケミカルは新しい自己修復樹脂専用の光安定剤を開発しました。効果的にスクラッチや摩耗に対して回復時間を短縮でき、さらに耐候性・耐熱性も向上され、自己修復樹脂商品自身の価値を高めることができます。

充電樁

 

映画の中に、様々なスーパーヒーロー例えば、アイアンマン、ターミネーター、ウルヴァリンが自然治癒能力を持っています。こういった夢のようなスーパー能力は、現実の生活でも実現可能でしょうか?どんな技術を応用すれば実現できますでしょうか?日常生活において、ものは自己修復が可能になれば、商品の使用寿命を長寿命化が図れ、また、地震を受けた建物の損傷がより早く修復でき、倒壊されるリスクも少なくなれます。医学面からみても、人工臓器が自己修復を可能にすれば、人工心臓もしくは、人工関節の長持ちを実現可能になるでしょう!

 

スマートマテリアル  ー「自己修復樹脂」

 

実は「自己修復」材料はもう夢ではありません。「自己修復」というコンセプトが既に 1960 年代から提出されていますが、しかし当時の技術は限られて実現できませんでした。2010 年代に入りナノテクノロジーの発展に伴い、ようやく生物のように自然治癒力の「自己修復樹脂」を開発されました。一般的な塗層に磨き傷やスクラッチ傷がついたら、即時処置しないと塗料自身の性能が影響される可能性があります。さらに時間の経過により劣化が進んでいって最終的に永久的な損傷になってしまします。一方、自己修復樹脂は、自己修復ができます。今までのように、追加の補修材を添加したり手動的に修復したりすることは不要です。自己修復樹脂の発展により材料の性能と安全性を強化され、メンテナンスフリー及び環境にやさしいエコを実現できます。このような「予防的」な修復方式は、特に材料の損傷に気づきにくく、部品の修理・交換が容易ではないところに最適です。例えば、車の塗層、保護フィルム、スマートフォン、航空機などの領域で大幅に点検整備の頻度を低減し、仕事の効率を上げます。

 

充電樁

 

自己修復樹脂の弱点:高温または、紫外線に影響されやすい

 

自己修復樹脂が高温や紫外線などの外部環境要因に影響されやすいので変色したり自己修復機能が弱まったりすることになります。エバーライトケミカルは、このような自己修復樹脂に対して Eversorb® SH シリーズ光安定劑商品を開発しました。自己修復塗層の摩耗回復時間を短縮できるだけではなく、さらに、効果的に耐候性及び耐熱性を向上できます。気候または、高温のため、自己修復の性能低下と変色の問題を防ぎ、大幅に自己修復樹脂の寿命を延ばします。

 

Eversorb® SH シリーズ 自己修復樹脂の耐候性を効果的に向上

 

下図で示したように、2%の Eversorb® SH1 を添加された樹脂が 30 秒以内で迅速に摩耗を修復できます。

 

Eversorb PA3

 

また、耐候性試験では、下図のように、2%の Eversorb® SH1 を添加された樹脂は QUV で加速劣化試験をさせ、色差の変化値 (ΔE) が 1.4 となり、明らかにブランクと市販品より優れています。

 

 

最後、耐候性摩耗試験で、下図で分かるように、2%の Eversorb® SH1 を添加された樹脂は、わずか 3 分以内で光沢回復率が 87% に達して、回復スピードが極めて速いです。

 Eversorb 761

 

自己修復機能を持つスマートマテリアルは、将来材料テクノロジーの革命を引き起こし、人々にさらなる安全・快適な生活を築きます。Eversorb® SH シリーズ光安定劑商品は短時間で効果的・効率的にスクラッチ、摩耗を回復できます。また耐候性と耐熱性を向上させて、部材の使用寿命を伸ばし、メンテナンスフリーを実現し、大幅に自己修復の商品価値を高めてよりコンペティティブになります。

 

ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

 

 

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