電気自動車に欠かせないもの!— 充電スタンドの耐候性向上


28 Jan, 2022

作者 : 永光化學特化事業處

電気自動車に欠かせないもの—充電スタンドは、現在業界で最も重要なテーマの一つであります。長期的に戸外に日差しに晒され、充電スタンドの色褪せが目立ちます。耐候性に関するスペシャリストであるエバーライトケミカルは、PA 及び白色 PC/ABS 向け専用の光安定剤を開発し、充電スタンドの耐候性を向上させます!

充電樁

 

電気自動車の影のヒーロー — 充電スタンド

 

地球温暖化、グリーンエネルギーなど全世界の環境意識が高まり、電気自動車は未来のトレンドであることは間違いありません。その電気自動車の性能向上と普及に欠かせないのが充電スタンドであり、自動車産業では重要なテーマの一つになっています。如何に充電スタンドの性能や耐候性を向上するか?もっと運転手にとって便利に運転できる環境を作り上げることが一つの大きなテーマであります。

 

 

充電スタンドに使用される材料

 

充電スタンドは、主に筐体、電気モジュール、計量モジュールなどで構成され、充電スタンドの部品によって、筐体、プラグ、ソケット、充電コネクタなどにプラスチック材料を使用する割合が高いです。プラグやソケットは、絶縁効果が高い PA6,6 がメインで、筐体や充電コネクタは改質の PC/ABS 材料を使用することが多いです

 

 

充電樁

 

充電スタントは天気に影響されやすい

 

充電スタントは大量にプラスチック材料を使用する事と戸外に置かれることで、日差し、雨、湿度、温度など天気に影響されやすく、プラスチック材料の劣化しやすい問題が見られます。これが充電スタントの性能や安全性にも影響されるでしょう!如何に充電スタントの耐候性を向上する事で、充電スタントの性能や安全性を維持する事が重要な事になります。エバーライトケミカルはそれぞれ異なったプラスチック材料に対して、適切な耐候性ソリューションを提案します。

 

 

エバーライトケミカルのトータルソリューション

 

まず、プラグやソケットに使用する PA6,6 は、長時間日差しに照射され事で、高分子のアミンが紫外線によって劣化され、プラスチック部品のクラックや亀裂の原因になり、充電時の安全性に関わります。その為、エバーライトケミカルは、Eversorb® PA3 を提案します。有効に PA の劣化問題を防ぎ、良好な耐候性効果をもたらします。下図で示すように、PA6,6 のブランク(光安定剤未添加)サンプルを 1,000 時間テストした結果、伸び率が 30% まで落ちます。また、市販の光安定剤を添加した結果 62% しか残っていません。一方で、Eversorb® PA3 を添加したサンプルは、伸び率を 98% まで維持できます。PA6,6 に対する耐候性向上と充電スタントの性能や安全性に有効であることが明確です。

 

Eversorb PA3

 

また、充電スタントの筐体や充電コネクタに使用される改質の白色 PC/ABS は、日差しの紫外線より黄変しやすく、材料特性を低下する問題があり、充電スタントの外観に影響します。これに対して、エバーライトケミカルは、白色 PC/ABS 材料向けの光安定剤 Eversorb® 761 を開発しました。下図で示すように、QUV エージング試験後、Eversorb® 761 は色変化を大幅に抑えることが可能で、白色 PC/ABS を使用し戸外に長時間おかれる充電スタントの退色防止に役立ちます。


 Eversorb 761

 

エバーライトケミカルは、異なるプラスチック材料に対して、最適な光安定剤を設計し、材料の耐候性を向上するのみならず、製品の性能を保ち、使用寿命を延長することで、顧客の製品の付加価値を高めることを努めます。お気軽にお問い合わせください。

 

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