カーボンファイバー (CFRP) コーティング用光安定剤


6 Jan, 2023

作者 : 永光化學特化事業處

軽量、丈夫で高付加価値な革新素材「カーボンファイバー (CFRP) 」への耐候性ソリューション- カーボンファイバーコーティング用光安定剤

カーボンファイバー(CFRP)コーティング用光安定剤

 

 

素材産業のルーキー-カーボンファイバー (CFRP)

 

カーボンファイバー (Carbon Fiber Reinforced Plastics, CFRP) は長年使用されてきました。1950 年代の米ロ宇宙開発競争以来、科学者達はより高い硬度とより軽量な新しい材料を求めるためにカーボンファイバーを開発しました。重量はわずか鋼鉄の30%、硬度は鋼の5倍以上に達することができます! 高い機械的強度、小さな膨張係数、耐衝撃性、耐腐食性、耐熱性などの多くの物理的利点と相まって、スタイリッシュで独特な質感の外観と相まって、カーボンファイバーは、自動車産業や航空宇宙工学、風力発電、輸送、ヘルスケア、スポーツ用品等々。さまざまな分野で広く使用されています。

 

カーボンファイバー表面クリアコーティングは、外力や光の影響を受けやすい

 

カーボンファイバー (CFRP) は、上記の多く利点がありますが、その耐光性は良くありません。また、製品は主に屋外環境で使用されるため、日光にさらされた後、亀裂、変色、及びその他の劣化現象が発生しやすく、外観に影響を与えます。そのため、製品の表面にコーティングを施す必要があります。カーボンファイバー (CFRP) を保護し、経年劣化を防ぐために透明なニスが使用されますが、表面コーティングも外力や長時間の日光により粉々に剥がれやすく、したがって、保護効果は限られています。

 

カーボンファイバー(CFRP)コーティング用光安定剤

 

エバーライトは、カーボンファイバー (CFRP) コーティング用の耐候性ソリューションを開発しました

 

耐候性とアンチエイジングの分野で長年の専門的経験を持つエバーライトは、特にカーボンファイバー (CFRP) 用の配合品光安定剤 Eversorb® CP シリーズを開発しました。現在、業界で使用されている単一タイプの汎用品紫外線吸収剤と比較して、カーボンファイバー (CFRP) をより総合的に保護することができます。材料の表面コーティングは、紫外線に長時間さらされると、コーティングの色あせや剥がれを防ぐために効果的に全面的な保護を提供できます。

 

下の図、人工加速老化 (ASTM G155-1) テストに示すように、2,100 時間の連続照射後、光安定剤なしのカーボンファイバー (CFRP) テストピースは明らかな色の違いがあることがはっきりとわかります。一般のベンゾトリアゾールタイプ UVA を添加した場合も、色差値も 7 と高い値を示しました。対照的に、Eversorb® CP1 と CP2 を添加したカーボンファイバー (CFRP) テストピースは顕著な耐候効果を示し、色差値はわずか 4.5 および 3.2 でした。

 

カーボンファイバー(CFRP)コーティング用光安定剤

 

次は、付着性試験 (クロスカット試験法) です。500 時間の人工加速老化 (ASTM G155-1) 後、ブランクテストピースは 5B から 0B に急速に落ち、一般のベンゾトリアゾールタイプ UVA を添加したテストピースも 0B に落ちました。一方で、Eversorb® CP1 を添加したテストピースは、加速劣化時間が 2,100 時間を経過しても依然として 3B の優れた性能を維持し、最終試験時間は 2,500 時間に達し、Eversorb® CP2 を添加したテストピースは、4B の高いレベルを維持しました! 劣化を遅らせ、ワニスコーティングの良好な接着性と安定性を維持するのに非常に効果的です。

 

カーボンファイバー(CFRP)コーティング用光安定剤

 

性能に優れたカーボンファイバー (CFRP) は、外観も厳しい要求が求められます! Eversorb® CP シリーズの光安定剤は、カーボンファイバーの表面コーティングをあらゆる方向から保護することができます。長期間の太陽光の下でも、コーティングの耐用年数を大幅に延ばし、製品の外観を効果的に維持し、製品の付加価値を高めることができ、カーボンファイバー (CFRP) の用途を更に拡大して行くことができます!

 

ご興味のある方は、エバーライトの営業担当者までおお問い合わせください。

 

 

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